金曜日

29日の東京株式市場

29日の東京株式市場は、前日の米国株価の続伸や外国為替相場が円安・ドル高に振れていることを好感して反発、日経平均株価は一時、前日終値比408円13銭高の1万4117円57銭まで上昇した。取引時間中に1万4000円台を回復したのは4営業日ぶり。

 午前の終値は同383円28銭高の1万4092円72銭。TOPIX(東証株価指数)も反発し、同28.68ポイント高の1377.37で午前の取引を終えた。東証1部の出来高は8億9600万株。

 米国市場の株価が続伸したことで米景気の減速懸念が弱まった。円相場も1ドル=104円台後半と円安・ドル高方向に進んだことから、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買い戻された。「米国で利下げが打ち止めになるとの観測が広がり、資金が債券市場から株式市場に移っている」(大手証券)との指摘も出ている

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